夏の睡眠、エアコンをつけているのになぜか寝苦しい・・・という方、いらっしゃるかと思います。
それはおそらく“背中の蒸れ蒸れ”によるものです。
エアコンで室温はそれなりに低くても、身体に密着している敷き寝具面はどうしても高温多湿に。
身体からは水蒸気状の汗が始終出ているので、それを吸収してくれる敷き寝具を使わない限り、
その湿気は身体表面に残ってしまいます。
できれば、敷き寝具自体にも自然素材で作られたものをお使い頂きたい。
しかし一足飛びには難しいことが多いので、少なくとも身体が直に接する所には自然素材を!
夏にはやはり麻が最適。
汗や湿気を吸収してくれるのはもちろん、乾きが早く肌離れがよいのでベタつきません。
この“ベタつかない”特徴が、夏の睡眠にはとても大切です。
汗や湿気で肌に張りついてくる布は、大変不愉快なもの。
たとえ眠っていても、この不快感は寝返りの増加につながり、結果的に睡眠の質を低下させてしまいます。
睡眠時間はちゃんと取っているのに疲れが取れない・・・という方によく見られるパターンです。
お子さんにも大変多いケースで、自然素材のパットに変えただけでおふとんの上でおとなしく眠るようになったというご報告をたくさん頂きます。
ただ単に“感触が冷たい”だけでは、全く不十分。
質の良い睡眠を取りたい方には、感触が冷たくて汗(湿気)をしっかり吸収してくれるパットは必要不可欠です。夏には麻、少なくともコットン100%で表面にシボ加工等施してあるものをお使いになって下さい。
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