マットレスをご購入頂いたとき、『できればBOXシーツをつけて使ってください』とお伝えします。
BOXシーツとは、シーツの端にゴムが入っていて、マットレスの片面をすっぽり覆う様につけるカバー兼シーツ。
片面はシーツですっかり覆われ、もう片面は写真の様に穴あき状態です。
通常このBOXシーツは、穴あきが床面にくるように付けるとされています。
としますと、この写真の付け方は“間違い”ということになります。
床に面している方がすっぽり覆われていますから・・・。
しかしながら、ちょっと考えました。
折り曲げられるマットレスの場合、おふとん仕様でお使いになる方もかなりいらっしゃいます。
つまり上げ下ろしが日常的に行われる➔マットレスに擦れ等の傷みが起きやすい・・・
それならば、床に面した方をすっぽり覆い、この写真で見えている面にウール敷き等を載せて使う方が、
よりマットレスの保護になるのではないか、と。
変なの!と思わず言ってしまいそうになるし、
あくまでも当店のおすすめするウール敷きを一緒に使ってくださるお客様にしか通用しない付け方、
だけれども、こういった“なんとなくそう使うものやから・・・”を越えて考え直してみることというのは、
案外大事かもしれないなぁと思ったのでした。
大層なテーマで書き始めましたが、結局はそういった目線を常に持っていたいもんだ、という話でした。
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