冬の羽毛ふとんのお仕立て替えが増えてきています。暖かくなくなってきた・・・ニオイがする・・・破れてしまった・・・
理由は様々ですが、どれもお仕立て替えが可能なおふとんばかり。
羽毛ふとんは、軽くて体添いがよくて暖かい有難い寝具ですが、命をひきかえに作らねばならないのが辛いところです。
(それに比べウールは、毛刈りで原料が手に入るところも含めて、大好きな素材です。)
それゆえに、使い捨ては避けたい。衣類のように、洗って繰り返し使い、資源を再利用したいと思います。
それには2つポイントがあります。
◾購入する際、グースダウンを選ぶこと
羽毛には大きく分けて、グースダウンとダックダウンがあります。鳥の種類が異なり、グース=ガチョウ、ダック=あひる。ダウンの大きさ・保温力等において、一般的にグースの方が優れており、使い傷みや仕立て替え時の洗浄にも強いので、羽毛の再利用を見越して購入されるのであれば、グースダウンをおすすめしています。
◾仕立て替えの敷きを見極めること
“ご使用期間10年でお仕立て替えを”をお話ししていますが、適切な時期はおふとん毎に異なります。男性の方が女性より早くそのタイミングがやってくるのが一般的ですが、年数に関しては一概に言えません。
見極めは・・・使用して10年ほど経ったらしっかり広げて観察をして、①襟元部分のマスが汚れてにおう ②襟元部分がぺちゃんこになっている ③全体的にボリュームがなくなっている ④側生地が破れている ⑤羽毛が吹き出してきている 症状があれば、一度見せて頂けたらと思います。とことんまで使ってしまうと、中の羽毛が千切れます。洗浄して高速乾燥しても、満足のいく仕上がりになりません。あくまでも『まだ使えんこともないんやけど・・・』というレベルでお手入れしていくのが、最終的にお得で長持ちさせるコツです。
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