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羽毛ふとんはカバーをつけたまま干しましょう

花粉もPM2.5も黄砂も、ようやく健康被害が出ないレベルに落ち着きました。

長かった・・・。やっと冬物の手入れができます。

 

寒い間中使っていた羽毛ふとんを片付けよう、というご家庭も多いのでは?

仕舞う前に、乾燥させてカバーを洗って・・・という手順ですが、干す時はカバーをつけたままで、が鉄則です!

しかし町中では、羽毛ふとんが裸ん坊で日光浴している光景をよく見かけます。

おそらくカバーの洗濯とおふとん干しを同時にしておられるのだと思うのですが・・・

羽毛ふとんの生地を傷める結果になってしまうので、カバーで覆った状態でおふとんを乾燥させるのが長持ちに繋がります。

 

一般的に出回っている羽毛ふとんの生地には、ダウンプルーフという加工がしてあります。

羽毛や羽根が生地表面から吹き出してこない様、生地の目をつぶしてありますが、

紫外線によってその加工が弱まります。生地が弱ると羽毛があちらこちらから出てくる結果に・・・

元に戻すことはできない為、カバーを外すと部屋中に羽毛が舞ってえらいことになってしまいます。

 

羽毛も地球の限りある資源のひとつ。

適切な手入れをしながら、その寿命までちゃんと使って頂けたら・・・と思います。