NHKクローズアップ現代で、【ノープラ生活】を特集していた。
日本はアメリに次いで、プラスチックゴミの排出・輸出量世界第二位である。
この現実に危機感を抱き、そもそもどうして多いのか・減らすにはどうすればよいか、
を考える企画らしい。
まるで悪者扱いだけれど、プラスチックはとても優れた素材らしい。
①安価であること
②形や硬さを自由に変えられ、用途が広がる
③熱や水しないに強いので、使用範囲が広い
④紫外線・酸素を透過させないフィルムとしても使える
⑤文字やデザインを表示できるので、物みずからが消費者に宣伝できる
日本の量販店スタイルを支え、便利で効率的な消費経済を作った立役者、ということらしい。
なるほど。。。
しかし。
EUより多い日本のプラスチックゴミ・・・
EU加盟国は28カ国。人口は2017年現在 5億1000万人強、総面積429万㎢。
日本の人口の約4倍、広さは約11倍だそうだ。
少ない人口・狭い国土で、どうしてこんなにたくさんのゴミを出してしまうのか。
利便性・見た目重視。
この部分は、意識改革をしやすいのでは?
確かにペットボトル・コーヒー等のカップ類は、飲んだら捨てて楽だけれど、
小学生は毎日水筒を持って学校に通っている。
(中身のお茶がペットボトルから注いだ物だと意味なしだけれど)
水筒を洗うのも、習慣になればなんてことはない。
“ずっとこうしてきたから”と意識なく続けていることって、意外に多い。
どこかで意識して変えれば、そこから新しい習慣が生まれ、やがて当たり前になっていく。
野菜や果物だって、発泡トレイに載っていなくてもいいのでは?
トレイがなければ、ラップフィルムだって要らなくなる。
リサイクル可能に作られていても、ほとんどリサイクルされていない現実。
焼却してCO²を排出し、別の環境破壊をしている現実。
リサイクルの為と、洗剤をジャバジャバ使って水質汚染が進む現実。
本当に環境を守ろうとすると、どこから手をつけたらよいのか、
私のような素人は途方に暮れてしまう。
出たゴミをどうするか と共に 出すプラスチック量を減らす。
双方向からの対策を早急に、という位しか思いつかないのだ。
企業の努力と消費者の意識改革。
これが今すぐ行われ、他の動物も共存できる地球を残そう。
宇宙への移住は、あくまでもロマンからくるものであってほしいな。
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