ネット通販。
売っていない物はないんじゃないかと思うほどの圧倒的な品揃えは、魅力的だし便利です。
実物を見ずに買う場合、届いた物が (あくまでも自分にとって)“ハズレ” であることは、
できればあってほしくない・避けたい・・・という思いがあるから、
口コミ投稿が存在し、それを参考にする人が多い、ということなのだと思います。
先日、当店の主力敷き寝具が、某大手ネット通販でも取扱いのあることを知りました。
価格はほとんど変わりませんでした(うちの方が少しだけお安い・・・)。
私が???となったのは、口コミ投稿の欄。
『痛くて寝られない』と、購入したことを後悔している書き込みが見えたのです。
他にも『一枚じゃ寝られない!』『寒い。失敗』など。
もちろん、買ってよかったという★5つの口コミもあるのですが・・・
気になって、商品説明の欄を読んでみました。
やっぱり・・・。間違っていたのではありません。説明をしていなかったのです。
その商品は、それ単体で使うものではなく、わたの入った敷き寝具をもう一枚重ねて使うタイプの寝具。
その正しい使い方を、どこにも載せていないのです。
ゆえに購入者が間違った使い方をし、不満を抱き、★が低くなる・・・というスパイラル。
ただでさえ、正しくものごとが伝わっているのか不安(ニュアンスの取り方はひとそれぞれだから)なネット社会なのに、
必要不可欠な情報すら伝えられていない。その事実に驚いてしまいました。
間違った批評が信じられ、それが商品の売れ行きを左右してしまう現実も、残念です。
伝えることの難しさは、常日頃感じていることですが、
萎縮せず公平性を持って書くことに気をつけていきたいと思います。
コメントをお書きください