文を書くのがお仕事の40代男性に、オーダー枕をお作りしました。
いろいろお話を交わす中で、『菊枕・・・ってあったよな?』と。
はて?菊枕??
私は聞いた事もなかったので、早速カチャカチャと検索してみますと・・・
ありました!
本当に乾燥した菊の花びらを詰めものに用いた枕で、
不老長寿を願って作られたようです。
俳人・高浜虚子に、弟子の杉田久女が贈ったことでも知られているそうな。
白菊を摘み干して枕をこしらえ、菊の香りの中で起き伏しを楽しむのだそうです。
1ヶ月あまりという持ちの悪さが、何だかよりロマンを増しますね。
勉強になるわ~。
日々本を読み文を綴っている方は、知識の幅がやっぱり違います。
ですが、ちゃんとした体勢でちゃんとまとまった時間眠るようにしてくださいね。
“寝るなんて時間がもったいない” なんて事はないのです。
人生をマルッと眺めた時、なんとなくいつも眠い状態よりも、
ちゃんと寝てすっきりした頭の方が、行間にも敏感に、冴えた言葉が出てくると思います。
いや・・・漱石って、そんな絶好調な人じゃなかった・・・。
元気いっぱいな文豪・・・いないか・・・。
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