2/3 研修の事を書きましたが、その開催場所が ↑ 。
大阪・本町の綿業会館でした。
すぐ近くに8年ほど勤めていましたが、中に入るのはこの日が初めて。
入ってすぐ、『あれ? ここは・・・もしや???』
昨日書いた【平成細雪】に出てきたお見合いの待ち合わせ場所に似てる・・・。
これが大当たりで、ロケで使われたそうです。
重厚感はもちろん、建物の細部、例えば空調の吹き出し口などは、
鉄でレースのような造りになっていて、とても繊細な美しさ。
大理石の壁が大半を占める中、食事をする部屋は食器の触れ合う音が響かないよう、
木材を細かく粉砕して再び固めた素材が使われているそうです。
でも見た目はまるで石。気づかれない悟られない心遣いが素晴らしいですね。
もうひとつ ↓ 。
天井までタイルが貼られた部屋。
私の下手な写真では、その圧倒的な美しさは全く感じられない。
どうか2階分の高さがあると想像してくださいね。
戦前の日本の物づくりの質の高さを思い知りました。
しかしまあ、それだけお金がかかっている、ということのようですが(笑)。
大阪城の天守閣が市民の寄付で再建された費用が45万円。
その同年建てられた綿業会館の建設費用は150万円だったそうです。
本町に行かれたらぜひ!!
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