昨日書いた勉強会の講師は、近畿大学で教鞭をとられた 梶井 宏修 氏でした。
眠りについて長年研究を続けてこられた先生ですが、その観点が少し面白い.
通常眠りの検査というと、限定された空間で、アルバイトの若者に眠ってもらって行われる事が多いそうです。
限られた空間と言うのは、人が日常的に過ごす環境ではなく、温度と湿度を管理した快適な空間。
そして実験を受けるのは、日中しっかり運動して疲れに疲れた若者。
この条件で行われた実験は、日本の高温多湿の環境で、老若男女様々な人が対象となる実験の結果とは、
やはり随分と違ってきます。つまり、現実に即していない実験条件である場合がある、との話でした。
なるほど~~~
裏を知る人にしかわからない事ですよね。
『実験の結果です』と言われると、ついついウノミにしてしまいがちですが、少し穿ったというか、
ちょっと物事を斜めから見るのが必要な時もある、のかもしれません。
少なくとも、眠りで困っている方々に寝具をコーディネートする “ふとん屋” は。
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